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keyword:01 若い力が変化を生む

業界標準を生み出す人材をつくる

須田 哲史
取締役 執行役員
最高財務責任者

cciの創業メンバーの一人である取締役・須田哲史は、インターネットの黎明期を経験し、早くからインターネット広告業界で活動してきた第一人者的な存在だ。同社の立ち上げに尽力し、その歴史をつぶさに見てきた須田が、cciの歩みを振り返るとともに、今後のさらなる成長を支える人材育成と採用についての考えを語る。

用語解説

ソーシャルメディア

ユーザー自らが情報を発信し、形成していくメディアのこと。個人が発信する情報が不特定多数のユーザーに対して露出され、閲覧したユーザーはレスポンスを返すことができる。具体的には「Facebook」「mixi」「Twitter」などがある。

OJT

On the Job Trainingの略称。仕事の現場で、業務に必要な知識や技術を習得させる研修のこと。

インターネットの新しい時代の波をとらえるために

1996年にスタートを切ったcciは日本初のメディアレップであり、いち早くインターネット広告を社会に広め、業界をリードしてきました。日本初ということは、前例がないということ。目の前に見える道を進むのではなく、何もないところに道を創ってきたのです。インターネットの普及すら十分でない創業当初から現在にいたるまで、リーディングカンパニーとして、業界標準を創り続けてきたといっても過言ではないでしょう。
現在、インターネット業界は新たな時代の波に乗ろうとしています。インターネットの一般家庭への急激な普及を第1の波だとすれば、WEBサービスが携帯で使えるようになった時代が第2の波。そしてiPadやiPhone、Xperiaなどの新しいデバイスやメディアが続々と登場する現在が第3の波です。いずれも発売されて数ヶ月で商品・サービスが爆発的に広がり、そこがビジネスの大舞台となってきました。そうした大きな動きをつくるのはいつも若い世代であり、彼らが動き始めるときにこそ市場に変化が起こります。
インターネットはグローバル化も加速させました。今や全世界において、瞬時に詳細な情報を得ることが可能です。世界同時進行で様々な物が動いており、Facebookを始めとするソーシャルメディア※やスマートデバイスにおいても世界で開発が進み、新しいマーケティングが誕生しています。cciは2011年7月、シンガポールにアジア支社を設立しました。欧米企業が関心を寄せる東アジアにおける市場開拓が狙いです。
私たちが求める人物像は、高いコミュニケーション力を持つ人です。言葉や文化の違いがあっても世界中の様々な国の人とコミュニケーションを図る意欲や熱意、積極性が大切です。そして、インターネットと共に成長してきた世代である皆さんの「こういうものがおもしろい」「こんなものを社会に広げたい」という率直で熱い思いに期待しています。10代の頃から当たり前のようにPCやモバイルを通してインターネットに親しんできた一生活者、一消費者としての視点を武器に、新しいマーケットに挑めるような人材をcciは求めています。

人材育成こそがcciのさらなる成長の鍵になる

cciの最先端技術を支え、さまざまなサービスやソリューションを生み出すのは社員一人ひとりです。私たちが業界トップを走り続けるためには、計画的な採用・教育という人材づくりが欠かせません。新卒・中途を合わせて年間100名近い採用をコンスタントに続け、OJT※が主流のインターネット業界で他に例がないほど多数の講座を充実させているのは、cciの大きな特色といえるでしょう。特に教育制度については毎年プログラムを見直して改良を重ねており、Eラーニングや社外講師を招いたセミナーも多く開催しています。2010年には事業創造室を設け、新しい事業の立ち上げのための起業家育成プログラムも始めました。
実務的なスキルは入社後にしっかりと学ぶ場がある以上、歓迎したいのは専門知識などにまして高い目標指向性を持ち、意欲とバイタリティに溢れた人材です。私自身たくさんの採用面接に立ち合ってきましたが、仕事への熱意や目的意識が高い人ほど、素直な思いが自分の言葉として出てきます。そして、そうした人ほど入社後の成長の余地が大きく、将来に渡って会社を引っ張っていってくれるのです。
就職活動は、いわば企業と学生の「お見合い」です。私たちが真剣に皆さんを選ぶように、皆さんも自分の思いに正直に本気で企業を見定め、最高の就職を実現することを願ってやみません。

【取材】2011年11月