大学で新聞学科だった香取は、さまざまなメディアへの興味が強く、入社時にはメディア部を志望していた。予想外に営業部への配属が決まったときには、自分に営業ができるか不安を感じたという。しかし、もともとものづくり志向が高い香取に、広告効果を上げるための企画・提案という仕事は適職だった。ハードな毎日ながらも仕事が好きと言い切り、「今は営業でよかったと思います」と胸を張る。
メディアレップの営業は、学生時代にイメージしていた「営業職」とはだいぶ違うなと感じています。現在は複数の広告会社様をチームで担当していますが、私たち営業の仕事はただ広告枠を売るのではなくて、メディアプランをつくるということ。このクライアントなら、こうしたブログを使って芸能人をからめた企画が効果的ではないか、このシニア向け商材ならターゲット層に人気のこのサイトでのタイアップ広告※はどうかなど、無数にあるメディアから最適なメディアを見定めて、広告会社様に提案します。外回りの営業ではないので外出はそう多くないですが、大規模な案件になると広告会社様と一緒に広告主様を訪ねて打ち合わせを重ねることもあります。
情報の移り変わりが非常に速い業界なので、取引先にいかに最新の情報を伝えていくかなどすごく気を遣いますね。インターネット広告は効果を測定できる分、自分が提案した内容が効果を上げられたかどうかが数字にシビアに表われます。結果が伴わなかったときには心臓が痛くなるような思いを味わいますが、購入数が伸びるなどして広告主様や広告会社様に喜んでいただいたときは深いやりがいを感じます。
広告会社様との日頃のコミュニケーションはとても大切で、各社と毎週もしくは隔週で定例会を開いています。最近人気が出ている広告枠やcciが新たに取り入れたインターネット技術を紹介したり、逆に広告会社様から広告枠やメディアに関する反応を聞いたりなど、定例会で得られるものは大きいですね。普段はメールと電話でのやりとりなので、定期的に顔を合わせる場があるのは信頼関係づくりという点でも重要です。
広告会社様は単に「お客様」という感じではなく、広告会社様のご要望にかなうプロモーションを実現するために、苦楽を共にするもっとも身近で大きな存在です。年齢の近い方が多いこともあり、実はプライベートでも一緒に遊びに出かけるぐらい仲が良かったりします。今年の私の誕生日には、会社の先輩たちと一緒にサプライズパーティーを開いてくださり、お祝いサイトが丸ごと一つ用意されていたりして、本当に驚きましたが、感動した思い出になりました。仕事を通してこうした人間関係が築けるのってすごく幸せです。
ちょうど私の入社年度からcciのメンター制度※が始まり、メンターの方々には本当にお世話になりました。飲み会のセッティングの仕方など社会人1年生としてのマナーを教えていただいたり、毎日の業務日報をきちんと読んでくれ、できたこと、できなかったこと、今後改善すべきことなど細かなアドバイスをいただいたり……。当時やりとりしていたメールは、あまりに思い入れが深くて消せずに、今もPC上に残っています。
今年2年目で、今はまだ日々の営業の仕事に精一杯。一人でひとつの広告会社様を任されるようになることが直近の目標です。スキルアップをして経験を積んで、マスメディアを絡めたような大規模な企画提案ができる営業を目指したいです!
【取材】2010年10月


タイアップアドとも言う。媒体社と広告主が提携してコンテンツやサービスを制作、提供すること。

メンター制度とは、会社や配属部署における上司とは別に指導・相談役となる先輩社員が新入社員をサポートする制度のこと。メンターとはもともと助言者という意味であり、年齢や社歴の近い先輩社員が、新入社員の仕事における不安や悩みの解消、業務の指導・育成を担当する。