iPadやiPhone、アンドロイド端末の普及に先駆けて新設されたスマート・マーケティング推進本部。スマートデバイスに特化したこの事業部は各本部の少数精鋭部隊からスタートし、その中に唯一の新卒入社者として栗山の姿があった。この1年間でスマートデバイス広告市場は急成長。その成長に合わせ事業部が拡大、新たに新入社員も配属され体制が拡充された。市場が開拓期から成長期へと変貌を遂げる中、その過程をつぶさに見てきた栗山。凛とした表情の中に先駆者としてのプライドを垣間見た。
cciに出会ったのはいわば偶然でした。就職活動時はIT系の業界を希望していて、そこから興味が広がり何となくプロモーション関連の企業にも目を向けるようになっていました。cciの説明会を勢いで予約したものの、いざ参加してみると「インターネット業界最先端」「最新のソリューション」など飛び交う言葉に圧倒されて思わず尻込み。でも、そのとき受けた筆記試験に運よくパスし、二度、三度と選考に臨んでいるうちに、人と人との関係や対話を大事にする会社の雰囲気に気づいたんです。機械で動いているようなバリバリのIT系かと思いきや、全く違った「人間味」のある会社なんだって。それが入社の決め手です。
入社後2年間、広告の入稿業務や営業に携わった後、2010年6月に新設されたスマート・マーケティングソリューション推進本部に異動。
既存のメディアに対して、スマートデバイスを使った広告枠の開発やサイト・アプリ※の企画提案などを行うのが今の仕事です。スタートしたばかりの事業のため、まだ今は具体的に案件を詰めていくというより、各社様がスマートデバイス事業にどのように取り組んでいるか、どんな課題を抱えているかなどをヒアリングしている段階ですね。一方で、性別・年代別のスマートデバイスのシェアや利用状況などユーザー動向を調べてレポートにまとめたり、新しいアプリを全部ダウンロードして実際に使ってみたりなど、ユーザー目線から「どんな市場を生み出せるか」といった調査を進めています。
2011年になり、急速にスマートデバイス広告市場が伸び、広告主様のスマートデバイスへの広告出稿の感心も高まっています。そうした流れを受け、業務も大きく変わっています。これまではマーケットの開拓が中心でしたが、広告を出稿したい、アプリを開発したいという広告主様が増えています。より具体的な提案をすることが求められるようになり、テクノロジーに携わるチームと連携しながら、企画を提案する機会が増えました。
仕事で大切にしているのは、ユーザー目線を忘れないこと。cciではスマートデバイスに詳しい人も多くいますが、身近な友人などは持ち始めた段階で、さまざまな声を聞きます。ユーザーの使いやすさを意識した広告開発を心掛け、ユーザーが見て、自然と興味を持ってもらえるような広告展開を提案したいですね。また、広告主様から「出稿して良かった」と言ってもらえるような広告を考えるように邁進しています。
最近では海外企業やテクノロジーの部門などと話す機会も多いので、専門用語にも慣れてきたのですが、広告主様に話をする時にはできるだけわかりやすいように、自分のなかで一度落とし込んでから話をするようにしています。また、これまでスマートデバイス広告枠のバイイング※などはメディア部で行っていましたが、2011年1月からメディア機能を私たちの部署でも持つこととなり、メディア業務全般について携わることになりました。スマートデバイス広告は発展途上ですので、新たな広告展開にもどんどんチャレンジしていきたいです。
cciは情報量も多く、自分さえその気になれば、いろいろな知識を無制限に吸収できる環境にあります。これまで蓄えてきた知財や情報を活用できるので、自分で興味のあることを追求できるところがcciの強みであり、魅力です。
【取材】
<before> 2010年10月
<after> 2011年11月


アプリケーションソフトウエアの略称。
特定の目的のために使用できるソフトウエアのことで、ここではiPhoneやアンドロイド端末などスマートデバイスで使用するものを指している。

直訳すると、買い注文だが、この場合は広告会社に売るための広告の枠を媒体社から仕入れることも意味する。